チャリティ

このひと月は、パリでも沢山のチャリティイベントが行われています。

私にもできることはないか。。これは、海外にいる日本人はもちろん、日本の方々、そして、被災地の中でも、そういった事を考えてる方が沢山いらっしゃるのだと思います。

私も地震直後、いてもたってもいられず、すぐにコンサートに行ってみたのですが、
何となく、ただのお祭りのような感じがして、これは被災地で今この瞬間に大変な思いをされている人にとって、良いことなのかしら?となんとなく温度差の様なものと、ある意味ショックのようなものを感じ、
しばらくは距離をおいて、私自身の大切な家族や友達と連絡をとったりすることで精一杯でした。。。(なんていうか、内向的で、打たれ弱い性格だわ。。)

やっと気持ちも落ち着いて来た時、
語学学校時代の知人の日本人の子を思い出し「どうしてる?」と電話してみました。彼女は地震後からフェイスブックなどの投稿ですごく東北のことを心配してるんだなーと感じていたのです。
すると今、彼女のフランス人の旦那さんが、企画を立てているコンサートで
版画をチャリティで売ったらどうかという提案をされたのです。

どうやらジェーンバーキンなども歌ったりの大きなコンサートとなるようで、
自分を忙しくする事で、ちょっと気を紛ぎれるかもという自分のためもあって、その会場内のロビーで、小規模ながらアートマルシェを開催いたしました。

******

Tsunami et Demain
4月11日 Theatre du Rond Point

コンサートの模様はこちらから。。長いかも。。
http://www.dailymotion.com/hub/x1o0_concert-tsunami#videoId=xi2o6r
主な出演者の紹介
「サン・トワ・マミ~」や「ゆ~きは降る~」、「ろく~でなし~」などでおなじみのサルヴァトーレ・アダモ、「ダバダバダ・ダバダバダ」(映画「男と女」の音楽)以外の曲でも日本人にとって聞き覚え十分のピエール・バルー、ニコール・クロワジーユ、フランシス・レイの3人、音楽のみならず映画でも活躍するジェーン・バーキン、フレンチ・ロックのスター、サンセヴェリーノなど、長きにわたってフランス音楽やフランス映画を愛してきた人にはたまらない面々からZAZやカミーユ、マイア・バル―など新しい世代から熱狂的支持を集めるミュージシャン、またNHKテレビで仏語を勉強した人にもおなじみの在日仏人歌手スブリームなど、日本を愛する仏人歌手が集まる他、日本人で初めてフランスのデパート、ギャラリー・ラファイエットの「今年の男(男性イメージキャラクター)」になった三宅純をはじめ在仏日本人アーティストも出演します。(敬称略)(フランスニュースダイジェストより抜粋)

離れていてもどかしいと同じ思いをされていた、
東北出身の在住歴の長いベテラン作家さんなども参加してくださり、
コンサートも800席がチケット売り切れの満席!

偶然、地震の一ヶ月後のこの日。。。

参加して良かったと思えたのは、その演出の仕方。
有名な劇場支配人の方が、東北の現状を伝える朗読をしたり、スライドを写したりしながら、厳かに、詩的に、そして時には楽しく進めてくださっていました。

正直、こちらフランスの関心は日本の原発に移ってしまっているという感じがしていたのですが、
その点、こののコンサートでは、津波での被害と東北の事を想う演出になっていて、外国人にはあまり馴染みのなかった東北かもしれないけど、少しはフランス人に伝わったかなと、嬉しかったです。

みなさん、コンサートに大変満足されたようで、
その流れでマルシェでも沢山の方が買ってくださりました。
私も自己最高18点を売る事ができ(400ユーロ)今回の主な義援金送り先の「国境なき子供たち」というNPOにそのまま寄付。
他の作家さんも、いわき出身のベテランですごく優しい作家さんが、かなり売れたようで、義援金の足しになったねと喜ばれいていました。

コンサートの方も、どうやら25000ユーロの義援金が集まり、
やはり国境なき子供たちと、日本赤十字に寄付されるとのことです。

この「国境なき子供たち」というNPO、ウェブで見ると、南三陸町など岩手を中心に直接物資を届けるなど、がんばっているみたいなので、今後も活躍して欲しいなあと願いながら。。
http://www.knk.or.jp/

******

それにしても、やはり音楽や映像の力というのは強い。
人を感動させたり、共感させたり、行動させたり。人も集まる。
「動」という意味では音楽、そして、こういうチャリティには、音楽はぴったりだと思った次第です。

その点、版画や絵のアートは、「静」でしょうか。
なかなか、絵で感動して、泣くとかってかなり稀だし。

でも、ゆっくりした、じわじわした想い、感動の様なものは引き起こせるかしら?




************
あべさやか 銅版画 website
http://sayaka.ultra-book.com/
[PR]
by saya-utrecht | 2011-04-18 18:15 | Paris Diary
<< 「アーティストとして何ができる... ひと月。 >>