カテゴリ:Etching / 銅版画( 24 )

My First Gallery in Paris!

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ちょっと近況を。

パリで初めて、わたしの作品の、お取り扱いギャラリーが決まりました!

パリ中心地のひとつ、
マレ地区にあるこのギャラリー。
大きなリヴォリ通りとセーヌ川の間に平行する、François Miron通り。
おしゃれな雑貨屋さんやカフェが立ち並ぶ中に、この小さなギャラリーもあります。

ギャラリーL'Oeil Ouvert。
写真を中心に、おしゃれに気軽にアートを買ってもらおうというコンセプト。
壁にかかった額入りの作品から、
まるでレコード屋さんのような、パッケージに入った作品まで、たくさんの中から選べます。
写真の場合は、サイズや額の色も指定できて、2週間後にお受け取りだとか。

先週の土曜に覗いたら、
なんと一番手前のウィンドーに、ずらりと私の作品たちが!
さっそく、いくつか作品も売れたようです。まあ!

パリの風景の作品は旅行者の方がパリの思い出に買ったのかな…?
小さな作品なら、お誕生日のプレゼントにかしら…?
どんな方が気に入ってくださったのかなと、想像するのが楽しい。

(震災後の一週間、まったく手に付かなかった版画ですが、
その後、もう必死で締め切りに間に合わせただけありました〜。)

今のところ全部で13種類、複数エディションを置いていただいています。
お近くにお越しの方は、ぜひお立ち寄りくださいませ!

J'ai le plaisir de vous informer que depuis trois semaines une selection de mes oeuvres sont en vente à L'oeil Ouvert un galerie dans le Mariais. C'est la première fois que mes oeuvres sont présentés dans un galerie en France. Je suis très contente.

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Galerie L'Oeil Ouvert
74 rue François Miron
75004 Paris
Tel : 01 83 62 05 86
du mardi au dimanche de 11h à 19h
http://www.loeilouvert.com

ギャラリーのウェブサイトにも
近々、登場予定です。







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Sayaka Abe
あべさやか 銅版画 website
http://sayaka.ultra-book.com
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by saya-utrecht | 2011-04-24 05:48 | Etching / 銅版画

2つの展示

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この秋はひきつづき、語学学校に毎朝通っておりました。

今回は中級。前回の学期末テストをがんばりすぎたせいで
「中級の上」みたいなクラスにいれられてしまう。
前は優等生だったのに、今は、限りなく出来ない生徒のひとり。
(…っていうか皆できる生徒ばかり)

ほら、よくクラスに一人はできない生徒がいて
「ま、あの子がいるから、私はまだ大丈夫」(性格悪い?)
みたいな子が一人もいないんです。
っていうか、私がその「あの子」になっている可能性が…

誉められて伸びるタイプなので、こういうシチュエーション、つらいです。涙
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忙しいときは重なるもので、そんな時にかぎって、展示のお誘いもちょこちょこ。
版画の準備や刷り増し、残りの時間で復習どころか宿題をするので精一杯。
あっという間に一日が終わってしまう。。

そんなわけで、この秋は2つのイベントに参加しました。


Grand Marché d'Art Contemporain de la Bastille

バスティーユ広場そばの運河沿いに、年2回大きなアートマルシェが開催されます。
ひとつひとつスタンドを建てて、まるでクリスマスマーケットみたい。
去年参加したLa nuit d'estampeと違って、絵画や彫刻もあるから、規模が大きくなった感じです。e0111249_2013578.jpg

私達はアルゼンチン人の友達が中心になって、
ベルギー、スペイン、チリ、そしてフランスの9人の版画作家グループで。
こんな感じでごちゃ混ぜですが。

4日間ほとんど売れず。ほんと絵を売るのって難しい。
他のメンバーは2,3点は売れたのに、私は小さな一点のみ。

がっかり。。
でも、翌週、同じメンバーで開いたプライベートセールにて

バスティーユで、私の作品を見て考え中だったマダム2人が
わざわざ訪れて下さり、2つずつご購入!
クリスマスプレゼント用にとのこと。
(こういうタイミングがヨーロッパでは売れるみたいです。)


Salon 2010 de la Société Nationale des Beaux-Arts
au Carousel du Louvre
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なんといっても、場所が最高でした。
ルーブル美術館です!
いやいや、正確には「ルーブル美術館の地下にある展示場」です。
(パリコレとかにも使われるらしい。一度行ってみたいなあ)

このサロン、国立と名がついているだけあって、
19世紀から続く伝統的なサロンのようです。

さて今回、ひょんなことから若手版画家5人の中に選ばれ
招待展示させていただきました。
これまた規模が大きくて、モダンなのからトラディッショルなのまで、いろいろ。。e0111249_20223279.jpg

そして
Medaille d'argent(銀メダル)をいただきました!(版画部門で)

東京時代からコンペに出しても落ちてばっかり。
賞にはまったく縁がない私だったので
うれしいやら、びっくりやら。


賞をもらったからって、
それが何かのチャンスになるわけでもないのですが

なにより私の作品を気に入って下さる人がいる、
それ自体がとても励みになりました。


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来年もがんばろう。


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あべさやか 銅版画 website
http://sayaka.ultra-book.com/
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by saya-utrecht | 2010-10-26 05:43 | Etching / 銅版画

12月 素敵な本の展覧会

突然、クロエという人から展覧会参加のメールが来たのは去年の11月のこと。
この前の6月La Nuit de l'estampe というイベントで、わたしの作品を見かけて興味を持ってくれたらしい。
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La Nuit de l'estampeは、
サンジェルマンデプレのSt-Sulpice教会前で一晩だけの版画フェアであったが、場所柄いろんな人に見てもらえた割りに、ぜんぜん売れなかったよ〜!という思い出。。

でも、それがきっかけでこんな風に他の展示のお誘いが来るのだから、まあ、参加した意義はあったというべきかしら。


***

さて、クロエはもともとダンサーだったのが、銅版画をカルチャーセンターで習って以来、イラストレーターに転身。その後、仲間数人とÉditions Graine d'encre という名の小さな出版社を立ち上げてしまったという行動力の女性。けっこう美人さん。(しかも、まだ29歳。若いわあ!)
http://grainedencre.fr/spip.php?article2

今回の企画は、どうやら27時間で本を何かに変化させて、それを展示するというコンセプト。
なんで27時間なのかナゾなんだけど、要は凝りすぎずに、即興的にして欲しいということなんだろう。e0111249_20523588.jpg

さて、私が選んだ本は2冊。
ギョーム・アポリネール「アポリネール詩集」(堀口大学訳)
この本に版画をプリントしたりコラージュしたりしました。

前に、彼の動物詩集をテーマにしたグループ展に参加したことがあるんだけどe0111249_2354857.jpg

孔雀
ひきずるほども長いから
尾羽根を車輪にひろげると
この鳥 むしょうに美しい
もっともお尻はまる出しです

他に好きな詩は

僕は持ちたい 家のなかに
理解のある細君と
本のあいだを歩きまわる猫と
それなしにはどの季節にも
生きてゆけない友だちと

海豚(いるか)
海豚よ!君らは海の中で遊ぶ
しかしそれにしても 潮水はいつも苦いことだ
ときに僕によろこびがないでもないが
しかし人生はどのみち残酷だ


さて2冊目は、
数年前にお友達からもらった伊坂幸太郎の「鴨とアヒルのコインロッカー」
この本、思った以上に動物に対するバイオレンス表現が多くって、物語のはじめと終わりに、No animal was harmed in the making of this novel.とシャレなのかしら、そんな風に書かれている。
うーん、じゃあ私はこの本をバイオレンスしてしまえ!と思ったわけです。(本をくれたKちゃんゴメンナサイ!)

こんな感じ。真っ赤なイモムシが本を食べて、食べて食べて、、
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(写真を撮り忘れたのですが、最後のページに蝶をコラージュ。本という栄養を沢山とって蝶々に変身というわけです。。)



さて、グループ展当日。
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会場には46人のアーティストの本たち。

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いやはや、素敵なセンスに脱帽です。。
こういうアンティークなセンスって、西洋人という感じがする。
やってみたいけど、かなわないわあ。

それにしても、これってみなさん27時間でホントに作ったの?!?!


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トホホ!と自分の本をめくる私。
(でも、このイモムシくんの本、売れたんです!)

展示の模様はこちらから↓
46 sous la couverture
http://grainedencre.fr/spip.php?
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by saya-utrecht | 2010-02-09 20:59 | Etching / 銅版画

小さな個展します〜Solo exhibition in Paris

12月のパリでのカード展も無事終わり、
(アトリエの友人も来てくれたりとても楽しく賑やかなものでした。
フランス語ばかりが飛び交って、相変わらず、子どものようにニコニコしているしかない私でしたが...)
その後すぐオランダに戻り、学校の制作と学期末のプレゼンをしたり、年末は体調をくずしたりしているうちにバタバタと新年を迎えてしまいました。

そしていま、またパリに来ております。
というのも、パリのレストランで展示させてもらえることになったのです。
パリに知り合いもそんなに多くないし、ギャラリーでもないし、大丈夫かしら...?
でもヨーロッパに来て初めて個展をできるチャンスと思い、頑張ることにしました!

すると、こんどは制作で気持ちがいっぱいいっぱい。
せっかくのパリも、ここ3週間、ほぼ引きこもり制作状態。今やっとメドがついて、メールやら、人に会いたい気持ちやらが出て来ました。
といっても、相変わらず、フランス語は美しい音楽にしか聞こえず、友達もそんなにいないんで、お散歩とかなんだけどね。

それから今、パリでまた1ヶ月だけ別なアトリエに行っています。
前のアトリエも良かったんだけど、ちょっと私の滞在先から遠いのと、まあ、いろんな経験がしたくて。。
で、家から徒歩10分、しかも私の研究テーマのNon-toxicを取り入れたアトリエを見つけたのです。
イギリス人の奥さんとメキシコ人のご主人が主催する、小さな個人アトリエのような、アットホームなところで気に入っています。(でも1回の使用料金が高いのであまり行けないんだけど。)だから刷る日以外はアパートで制作中。

そこでいま、制作中の新作から、日本で作っていた、旅シリーズなども併せて展示いたします。

SAYAKA ABE
Exposition des Gravurese0111249_1834164.jpg

6 au 29 Février
du lundi au samedi

Vernissage
le 6 Février a 19h00

AUX JEUX DE POM
123 Boulevard de Ménilmontant 75011 Paris
Tel: 01.47.00.03.66
Métro Ménilmontant, Père-Lachaise, St Maur
http://www.auxjeuxdepom.com



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by saya-utrecht | 2008-01-28 18:28 | Etching / 銅版画