冬がやってきた…

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パリ郊外。
アトリエ近くの公園の朝。

冬のパリは
お天気が悪いと一日中、夜みたい。

霞の中の木々。
幻想的な、影絵のようだ。


昭和の初め。
シベリアから巴里に着いた林芙美子は
「来る日も来る日も夜ばかりだといいたいような、巴里の暗い一日」
だったので、初めの頃、眠ってばかりいたそうな。

暖かくして、おうちで本をじっくり読みたい季節です。


***

「下駄で歩いた巴里」(林芙美子著)
その当時のパリが、生き生きと見えるよう。
短いエッセイなんだけど、パリのおかしさも、美しさも、へんてこさも、そして、せつなさも全部つまっている。
そして、書くことへのひたむきさ。
文章のプロはさすが違うなあと、その感受性と表現力に驚くばかり。
何度も読み返したくなる、わたしの大切な一冊。


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あべさやか 銅版画 website
http://sayaka.ultra-book.com

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by saya-utrecht | 2011-12-29 03:10 | Paris Diary
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